10月からの募集につきましては、たくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。
コロナ禍を乗り切ろうと様々なアイデアや工夫を重ね、企業として持続的な効果をあげることができるような取組み事例をご紹介します。
今後も、順次ご紹介していく予定です。
お話を伺いました!
株式會社ミナデイン(東京都港區)
代表取締役 大久保 伸隆 様
飲食店運営
お話を伺いました!
銚子電気鉄道株式會社(千葉県銚子市)
代表取締役社長 竹本 勝紀 様
鉄道業
取組み事例(ご応募いただいた中から、一部をご紹介しています。)
NEW
地域を盛り上げるためのPRプロジェクト。地域の皆で協力し、地元事業者と自社の認知度向上に成功
北映Northern Films(北海道北見市)
映像制作
北見市で映像コンテンツ制作等を手掛ける同社は、コロナ禍により地元の事業者が苦しんでいる姿をみて、何か役に立てることはないかとの思いから、無償で映像制作を行い、インターネット上で事業者をPRするプロジェクトを企畫。10社ほどの動畫を作成し、インターネット上で発表した結果、この取組みがメディアにも取り上げられる等、多くの反響があり、結果として、同社の認知度も大きく向上?,F在、映像制作やWEB制作の依頼が増加している。
NEW
電動フォークリフトバッテリーのメンテナンス需要増を見込んだ高品質バッテリー販売がニーズにマッチ
スリーエスバッテリー株式會社(埼玉県さいたま市)
バッテリー復元業
倉庫で使用されている電動フォークリフトの鉛バッテリーのメンテナンスを主な事業とする同社は、新規事業としてリチウムイオンバッテリーの販売を開始。自粛要請によるネット通販の利用増加に伴い、物流業界でバッテリーのメンテナンス需要が高まる一方で、感染リスク抑制の観點からメンテナンス頻度を少なくできる同商品の需要が伸びると予測。既存顧客への提案営業、新規顧客獲得のための電話営業専任者の設置、広告の実施等も積極的に展開し、多くの物流業者から引き合いを受けている。
NEW
ブライダルリングのオンライン販売導入で、「対面かつ長時間接客」の常識を覆し、成約率向上を実現
アーツアンドクラフツ株式會社(東京都渋谷區)
ジュエリー製造販売
一生の記念となるブライダルリング。夫婦揃って対面での長時間の接客が必要というのが業界の常識だった。コロナ禍によりこれまでのやり方ができなくなり、同社は発想を転換。ウェブ會議システムを使用したオンライン接客を開始した。事前にマイページにお客様情報を入力してもらう仕組みを構築し、事前準備を徹底することにより、接客時間の短縮と成約率の向上を両立させている。
NEW
都心から地方へオフィス機能を一部移転。観光地に新しい価値創造のため奮闘
株式會社オーエイチ(東京都渋谷區)
宿泊?観光業インバウンド向けマーケティング
宿泊?観光業向けに外國人観光客誘致のマーケティングを提供し、渋谷にオフィスを構える同社。コロナ禍において、「東京であることの必要性」に疑問を抱き、従來のオフィスを大幅に縮小。岐阜県の奧飛騨溫泉郷の空き家をリノベーションし、サテライトオフィスを開設。今後、地域の観光業者や宿泊業界と連攜し、ワーケーション需要の開拓を図る予定。地元の優秀な人材を採用し、新たな営業拠點とする等、地方創生とコロナ禍に苦しむ観光業界への支援を目指している。
NEW
先代が育んだ味を全國へ。若き2代目店主の販路の「選択」と「集中」
洋菓子のプルミエール (有限會社ボヌール?ナナ) (東京都立川市)
菓子製造販売
地元で30年続くパティスリー。20代の2代目店主は、大手通販サイト運営會社での勤務経験を生かし、コロナ禍の今こそ、先代が育んだ味を全國に屆けるチャンスと考え、複數あった販路を店頭とネット販売に絞った?!弗偿恁实湦橇铯蓼毳攻去欹?、違和感を和らげるのはお菓子だ」との確信のもと、ネット販売に特化した商品を投入。その結果、前期比で売上3倍超、従業員は2名から12名へ増員となり、コロナ禍で減少した雇用機會を地元に生むことができた。
2019年にビールバー併設の飲食店を開設し、地ビールの量り売りも開始。売上が順調に推移する一方、生産量が不足するようになっていた。事業拡大のため設備投資と従業員増加を計畫していたところ、コロナ禍により売上が減少。計畫続行か中止かを迫られる中、飲食店の売上は減少したものの、「家飲み」需要の高まりによる酒販店での販売や量り売りの増加を予測。今まで支えられてきた地域への恩返しとコロナ禍後の観光の支えの一つとなりたいとの想いを強く持ち、計畫続行を決斷した。
NEW
「ソーシャルディスタン酒」新発売。コロナ禍を乗り越えるネーミングを同業者に呼びかけ日本酒盛り上げ
今代司酒造株式會社(新潟県新潟市)
酒類製造販売
250年以上の歴史を持つ酒蔵である同社は、ソーシャルディスタンスの大切さを伝えつつ、リモート飲み會等の新しい生活様式のなかで日本酒を楽しんでもらおうと「ソーシャルディスタン酒(シュ)」を発売。日本全國の酒蔵にそれぞれの「ソーシャルディスタン酒」の製造を呼びかけたところ、多くの酒造が賛同。酒蔵ならではの取組みがメディアにも取り上げられ、社員の士気の高まりと、挑戦する空気の醸成に繋がった。
NEW
花き農家を守るため、花のドライブスルー販売とネット販売に挑戦
株式會社ジャパン?フラワー?コーポレーション(富山県射水市)
花き販売
コロナ禍により、生花需要が減少する中、花の大量廃棄問題が発生。同社は、花き農家支援のため、「花のドライブスルー販売」と「花のインターネット販売」を開始。4月のスタートから累計400萬本以上の花を販売し、特に母の日には、花を贈りたいお客様と農家に大変喜ばれた。三密が回避できるドライブスルー販売では、「花のある食卓」を提供するため生花と一緒に「お野菜カレーセット」も販売。ステイホームに潤いを屆けることができた。
コロナ禍におけるスーパーの三密や買い物弱者問題の解決、地産地消の推進、生産農家支援のため、一般消費者向けに路面店「ご近所八百屋」の取組みを開始?!袱唇税傥荨工?、地域をよく知る建築會社、ガソリンスタンド等の事業者が運営するが、仕入れや流通は、農産物の流通ノウハウを持つ同社が擔當する仕組み。地域に「ご近所八百屋」が増えることで、地域の良質な生鮮品を良好な狀態で流通でき、現在、県內外で10數店舗を展開。
NEW
経営資源をオートキャンプ場に集中。人を呼び込み、地域の活性化につなげる
ヤマダアールカンパニー株式會社(滋賀県大津市)
飲食?キャンプ場運営
コロナ禍を乗り切るため、市內のレストランを売卻し、経営資源を琵琶湖畔にあるレストラン併設のオートキャンプ場「ASOBIWA」に集中。人を呼び込むことが地域貢獻と考え、水上スポーツ等の拡充、レストランメニューの充実、花火大會の実施等を通してブランド強化に成功。SNSや口コミにより評判となり、売上が伸長し従業員も新たに雇用した。オフシーズンはドライブインシアターを計畫する等、新たなサービスの提供にも取り組んでいる。
NEW
駅弁や人気飲食店のお弁當等が買える弁當屋をオープンし、順調に店舗を増やす
株式會社京はやし(京都府京都市)
弁當製造販売
ロケ弁等の弁當製造販売を手掛ける同社は、売上の多くを法人向け取引が占めていたが、コロナ禍で顧客の活動が停止したことで、大きな影響を受けた。そこで、一般消費者向けに、「コロナ禍で行けなくなった有名飲食店の弁當が買える店」等をコンセプトにした「太秦弁當村」をオープン。外出自粛が客足に影響する飲食店にとっては、ノウハウやブランド提供による手數料収入が入る一方、同社が製造販売を行うことで、衛生面、経費面の課題も解消できる。雙方にメリットある仕組みで、現在2店舗を展開。
外出自粛による土産等の菓子需要が減少。あられ専門メーカーである同社は、多くの菓子メーカーが大量の在庫を抱え、苦しんでいる狀況を目の當たりにし、「菓子製造メーカー救援プロジェクト」を実施。ライバルメーカーの菓子を同社が買い取り、福袋として定価の半値以下で販売。京都を含め9都道府県の21社が參加し、全9回で累計10,300セットが完売した。この取組みは、メディアでも取上げられ、參加企業の認知度向上にも繋がった。
寺社振興?地方創生を目的に宿坊?體験プログラム等の事業を展開する同社は、有力寺社に近接する宿泊施設を直営している。コロナ禍による寺社の參拝停止等で、宿泊施設も大きな影響を受けたことに伴い、リモート參拝のシステムを構築。定額制の「毘沙門天朔日參り」の毎月開催を実現した。日本の寺社文化を守り続け、地域振興に貢獻するため、リモート參拝が參拝方法の選択肢の一つとなるよう取り組んでいる。
コロナ禍で外國人旅行客、出張の激減、オンラインツールを利用した商談の定著等、ホテルの存在意義や事業戦略を見つめ直す必要に迫られた同社は、地方回帰の流れが増したことを受け、「移住促進」機能を併せ持つホテルを展開することを決斷。田舎體験プログラムを通して移住へとつなげる企畫を展開し、その受け皿としてのショートステイ用の宿泊施設や、地方移住コンシェルジュを置く等、従來の宿泊業を超えた取組みを行うことで地域のまちづくり、活性化に貢獻している。
NEW
受注の大幅減少を機に、異なる分野のロボットシステムの自社製品開発に著手
アラインテック株式會社(山口県巖國市)
ロボット及び自動化システム等製造
自動車等の製造システムやロボットシステムを受注生産していたが、コロナ禍で受注が激減したことを受け、コロナ禍でも引き合いが望める食品や車載電子機器分野に対応した出荷関連ロボットシステム2機種を6カ月で自社開発し、販売。コロナ禍をきっかけとして、顧客からの製造システムを受注する形態から、自社製品主體の自律的なメーカーへの転換を図っている。
NEW
計器のメンテナンス作業をリモート化。出張費等のコストダウンで顧客にメリット
株式會社マツシマメジャテック(福岡県北九州市)
計器類製造
同社が製造販売する主力製品は、タンク內の原材料等の計量に使用される「レーダー式マイクロ波レベル計」。コロナ禍により、技術者派遣による調整作業が困難となり、販売活動に支障が生じていた。計器に不具合が発生すれば、モノづくりや安全確保にも影響が及ぶ。顧客サポート継続のため、海外顧客向けに試験的に導入していたリモートメンテナンスを國內で行うことを決斷。感染予防だけでなく、出張費用(顧客負擔)がかからないことからメリットある提案ができるようになった。また、同社にとっても移動時間や作業負荷の削減につながっている。